時計修理工房の10の強み

株式会社修理工房は、２０１１年に創業し、２０１２年に法人として登記しました。お客様もご存じの通り、腕時計の販売、ならびに修理の市場は、決して右肩上がりではない状況で、私たちは参入をしたことになります。そのときは、１０年も続けられるかどうかより、目の前にいらっしゃるお客様の役に立てるかどうか、しか見ていなかったのです。

それはきっと、今も変わらないような気がしていて、腕時計を直すことは、あくまで手段であり、お客様の心にある傷や、焦りのようなものを解決することに専念してきました。もしそれが、過去にお仕事をさせていただいたお客様にご評価いただけていたら、心から嬉しく思います。

私たちは、自分たちのことをあまり客観視できていません。「強み」と見出しに置いておりますけれども、どちらかといえば「弱み」のほうが多くて、それを自覚するたびに何かしらの改善や、対策、開発などをしてきました。なんと申しましょうか、リスクを見つけて、ひたすら消していくような感じで、まったく華やかさはありません。本当はもっと、格好の良いことを言いたいのですけれども、これが事実です。

まいにち数十件のお問い合わせが寄せられています。これは誇張でも、嘘でもなくて、ほんとうにメールで１０件、電話で２０件くらいの反響をいただいているのです。これは決して当たり前のことではないと思っていますし、従業員の皆さんにも常日頃から伝えています。頼っていただけるのは、当たり前でないのです。それはもう、とても幸せなことだと思うのです。

• 時計を修理することは手段だと思っています。
• お客様のお困り事を解決するという目的に、全力を尽くします。
• 安い時計も、高い時計も、お預かりするのは同じ「大事なお時計」です。

• 私たちは社内外の職人と一緒に仕事をします。
• そして、どの時計のどの修理を、誰に任せるべきかを知っています。
• 得意な仕事は、原価が低くなり、お客様のメリットになります。
• 言わなくても良いことですが、競争を発生させることで、顧客にはメリットが生まれます。

• リスティング広告などはしていますが、そもそも３０以上あるホームページを、自社で制作、運用しています。
• 余談ですが、家賃もあまり高くありません。
• ただし人件費などは高めにして、受付や職人の生活を守るように努めています。

• 部品を調達する、あるいは資材を調達する。この選択ひとつで、お客様の経験は大きく左右されます。
• 社員のリサーチ能力が高いことは、間接的にお客様のお支払いにも良い効果をもたらしています。
• 国内外に仕入れのルートを持っています。
• それとは別に、個人、法人の職人らのネットワークがあります。

• 今でこそ、様々なところで顧客情報や、案件の情報が管理されるようになりましたが、弊社は創業当初からカルテを徹底しています。
• ８年前のご相談も記録に残っておりますし、修理の履歴もすぐに取り出せます。
• 傾向を把握して、さらに分析ができます。過去の平均値なども可能です。

• 近ごろは、電話対応のスタッフを外注したり、社内にいても、あくまで取り次ぎというところが多いです。
• 弊社は勤続年数５年以上のスタッフが対応しますので、ものすごく頼れます。

• 高級品を扱う、ということは、一般よりも慎重になる仕事です。
• しかし弊社では、過去に１度も紛失、盗難に遭ったことはございません。
• 物理的なセキュリティと、心理的なセキュリティの両方を組み合わせています。

• 修理に要する時間と費用のことは、お客様以上に熱心に考えています。
• 納期は余裕をもってお伝えしますが、本当のことを言って欲しいと言われたらお答えします。
• また、火災や事故、犯罪などにお客様の時計が巻き込まれても、対応できる保険がございます。

• 腕時計の文化は、流行ではございません。
• いっとき稼いだら終わり、というビジネスではないのです。
• お客様がお時計を持ち続ける限り、私たちは存在し続けたいと考えています。
• 集客の方法を分散し、どの経路が倒れても倒産しないようにしています。

• 反社会的勢力との関係は、いっさいございません。
• 昔はお取り扱いをしましたが、コピー品や第３者の権利を損なうものは応じません。
• 古物商の免許を取得しています。